2025年最初のあすなろ会は、【医療・診断におけるAI】がテーマです。
厚生労働省の「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会」では ①ゲノム医療、②画像診断支援、③診断・治療支援、④医薬品開発、⑤介護・認知症、⑥手術支援の6つの領域を医療AIの重点領域と定めており、2022年度の診療報酬改定では「AIを用いた画像診断補助に対する加算(単純・コンピュータ断層撮影)」が保険適用されました。
未知の世界が大きく動いていることがわかります。そろばんがパソコンに変わっていったように、医療AIも気づいたら当たり前に使われるようになっている未来が想像できます。今回のあすなろ会は、AIに関係している人はより深く知るため、門外漢は知らない世界をのぞいてみるために良い機会です。良く理解している人の話を聞くこと(耳学問)はレベルに関係なく有益であることは自明です。Discussionの時間も設けています。
みんなで未来を垣間見てみましょう。
開催概要
日 時:2025年4月10日(木)18:30~20:00
会 場:アーク森ビル 会議室 (東京メトロ「六本木一丁目駅」から徒歩1分)
開 催:会場とオンラインのハイブリッド開催
テーマ:「医療・診断におけるAI」
講 演:1. 沖山翔先生/アイリス株式会社、日本赤十字社医療センター
| 『生成AIとSaMD/薬機法の現状』
| 2. 丹野龍太郎先生/Google DeepMind(Google社の人工知能研究開発機構)
| 『生成AI技術を用いた医療AIの取り組み』
| 3. ディスカッション
講師の沖山先生は医師である一方、AI技術を活用して医療業務を支援したいとアイリス株式会社を立ち上げられた方です。
丹野先生は、いま世界で最も注目されている医療に特化した生成AI『Med‐Gemini』を開発した、Googleの上級エンジニアです。あまり表に出ることが多くないそうですが、今回はロンドンからご講演いただけることとなりました。
沖山先生からは、Google 及び Google DeepMindの開発した、世界で最先端をゆく医療AI『Med-Gemini』(生成AI技術を用いたAI)について、その概要と性能をご説明いただきます。丹野先生からは、『Med-Gemini』 の開発当事者として、見ている医療とAIの未来についてご説明いただきます。
基本的な事項を冒頭講演部でカバーした後に、インタラクティブなパネルディスカッションで深堀りし、今後の日本及び世界の医療の発展に資する議論ができればと考えております、と沖山先生からメッセージをいただいております。
■お申込み方法
参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/n6yGTDLkidGPmcBM9
申込締切:4月2日(水)
■お問い合わせ先
ご不明の点は下記までお問い合わせください( 担当:我妻)
どうぞよろしくお願いいたします。