第1回あすなろ塾
日時:2021年8月6日(金)~7日(土)
会場:日本橋ライフサイエンスビル9階会議室 東京都中央区日本橋本町2-3-11
あすなろ塾とは
あすなろ会を母体とするあすなろ塾では、臨床から医療経済までの現医療界における問題や課題についての専門家のレクチャーを聴講することができます。2021年8月6日から7日にかけて行われた第1回あすなろ塾では、注目すべき5件の話題について深く掘り下げたレクチャーが行われました。(半オンライン会議)
プログラム
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8月6日(金) 17:30-20:30
アフターコロナの医療はどうなるのか
基調講演:『日本医師会長の経験から日本の医療を考える』
>横倉 義武先生(日本医師会名誉会長)
「医療費削減に動くのか? 何が圧縮されるのか」
>佐藤 敏信先生(久留米大学特命教授医療政策担当)
「医療の包括化の今後は?」
>田倉 智之先生(東京大学大学院医学系研究科医療経済学教授)
「日常臨床改革、ワクチン行政からみた今後」
>高江 慎一先生(厚生労働省・厚生科学課研究企画官)
「デジタルヘルスは進むのか?」
>田村 誠先生(一般社団法人医療システムプランニング代表理事)
<コメンテーター>鈴木先生、上妻先生、林田先生、俵木先生、池田先生、横井先生、上野先生
パネルディスカッション
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8月7日(土) 9:30-11:00
RWDを玉手箱と思っていませんか? 使えるRWDとは何か?
「RWDの分類」
>池田 浩治先生(東北大学病院臨床研究推進センター特任教授)
~RWDの活用(医療の質を管理する)~
「米国における質の管理はどうなっているのか?」
>中川 敦寛先生(東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門長)
「本邦のRWDはQuality controlになりえるか?」
>上妻 謙先生(帝京大学医学部循環器内科教授)
~RWDの活用(承認への利活用)~
「承認に使えるのか? ~企業の立場」
>川原 一夫先生(ボストン・サイエンティフィックジャパン(株)臨床開発部)
「承認に使えるのか? ~行政の立場」
>白土 治己(PMDA医療機器審査第二部)
<コメンテーター>宮坂強先生(サムエルプランニング(株))、千秋和久先生(テルモ(株))、土井功夫先生((株)グリーンフィールド)、横井宏佳先生、高江慎一先生
パネルディスカッション
8月7日(土) 11:15-12:45
市販前・後のリバランス、何度も聞いているけど、実際はどうなの?
「市販前・後のリバランスで何ができるのか?」
>石井 健介先生(PMDA医療機器審査第一部長)
「リバランスによる市販後はむしろ損、大変」
>守田 恭彦先生(ニプロ(株)総合研究所CRセンター)
「RWDによる承認のありかた:とくに信頼性保証の考え方」
>中井 清人先生(厚生労働省医療・生活衛生局医薬安全対策課)
「適性使用指針とリバランスは両立するのか? 行政と現場のGap
>中村 正人先生(東邦大学医療センター大橋病院)
<コメンテーター>土井功夫先生、林田健太郎先生、千秋和久先生、俵木登美子先生、川原一夫先生
パネルディスカッション
8月7日(土) 12:50-14:20
ランチョンセッション
~座談会~
1. Device lag解消されたからみえてきた今後の課題とは?
司会:鈴木先生、上野先生
Discussant:相澤先生(PMDA医療機器審査第一部)、石井先生、俵木先生、林田先生、千秋先生、守田先生、中村先生
2. 成績の較差が縮小したデバイスの承認の在り方は?
司会:池田先生、中村先生
Discussant:白土先生、方先生(PMDA医療機器審査第一部)、上妻先生、横井先生、土井先生、川原先生
8月7日(土) 14:30-
動かそうRWD構築とその利用
「仕組みが重要」
>俵木 登美子先生(一般社団法人くすりの適正使用協議会理事長)
「海外との違いは、日本での留意点、むしろ良い点もある」
>佐藤 敏信(久留米大学特命教授医療政策担当)
「資金が必要:受益者負担はあり得るか?」
>島田 隆氏先生(AMDD顧問)
「By Doingの重要性、そのためにはベクトルを合わせよう」
>鈴木 由香(東北大学病院臨床研修推進センター特任教授)
<コメンテーター>横井宏佳先生、池田浩治先生、中井清人先生、宮坂強先生、横井先生、池田先生、上野高史先生
パネルディスカッション
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